| PR | EN | CO | TR | CA | AR | LI | RE | OT |
忍び火



どうしよう…

さっきの光景…見られていただろうか
こっちに気付いてはいない様だったけど…

くそっ!

何で僕がこんなに
びくびくしなきゃならないんだ!!

何度も何度も…

僕が何したっていうんだよ
僕はたまたま、あの日…あの場所に居合わせただけ…

あの日…あの部屋で起きたこと


何が真実で誰がどうしたとか
もう手遅れなんだ

今はもう、一つの『事実』で固められてる


ジェファーズがどんなに動いたところで、何も変えられない

あいつには何一つ変えることは出来ないんだよ


だって…あの件には…


冗談じゃない
こんなことに僕まで巻き込まれるのはごめんだ!
僕はまだ消えたくはない!

確かに今の体制は気に入らないし、壊してやりたいと思ってる
そのために動いてもいるさ

でも、今は無理だ
こっちが握り潰されてそれで終わり…


あぁ、誰かこの状況を変えてくれよ
いっそ他の寮の奴でも良い
風穴とはいかなくても、ひびでも良い

何か勝機が見えるなら
僕だって隠れるだけなんてしない

そこまで…そこまでは
消される訳にはいかないんだ

いつか炎となる

その時まで

この忍び火は……
 

16:00 (11ago)4年生 ウリセス・シプリアノ・サランドナ サラマンダー寮生 comments(0)
1/1PAGES