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somber

 

忙しない寮内…。


オープンキャンパスまで一週間を切り、

寮内だけではなく、学園全体が俄かに騒がしくなっている。



僕とて、他寮に引けなど取られたくはない、が…



リンドグレーン先輩は生徒会長選が近づいているからか、

彼の指示の元、”リンドグレーン派”の生徒たちはいよいよ活気づいている。


ダウズウェル先輩は監督生として下級生の模範となるよう、

ニコルソンは次期監督生に選ばれるよう、

このオープンキャンパスを問題なく終わらせ

『サラマンダーの輝かしい功績』とさせたいのだろう。



…クエスティ先輩にもう少し野心があれば少しは違ったのかもしれない。



いや…、



まずは目の前の目標を達成するところからだ。


新入生を迎えて初めて開催されるオープンキャンパス…


サラマンダーの生徒が一丸となり、

我らの威光を他寮に見せつけてやらねば。



だが…



寮内に漂うこの空気は何だ…



不穏…


険悪…




―――諠譟…




グラナドス先輩が監督生に選ばれて以来、

下級生たちは萎縮しきってしまっている。


彼の下級生に対しての暴力は目に余る…

あれではまるで恐怖政治だ。



フォルスブロムは昔馴染みだそうだが、

彼に対して何も思わないのだろうか…



オープンキャンパス…

無事に終われば良いが……

 

 

 

15:00 (13ago)5年生 フローレン・ロイク・ヴェルソワ サラマンダー寮生 comments(0)
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